普門軒の禅のミカタ

なぜ禅は世界から注目されているのか【月・金9時更新】

言われたことをすぐにやる、いいわけはしない

f:id:fumonken:20190830203213j:plain修行でも仕事でも「やらされる」と思っている間を、やる気が無いといいますね。気が無い状態から脱する方法として、禅の修行では「言われたことをすぐにやる」「いいわけはしない」を徹底します。

気がない私から、気がつく私に、そして気にならない私に

「言われたことをすぐにやる」「いいわけはしない」修行

もちろん理屈にあわないことも言われるし、時に感情的な怒号も飛ぶし、理不尽なことなど山のようにあります。

しかし、考える前に「言われたことをすぐにやる」、正当な理由があろうとも「いいわけはしない」。禅の修行ではこれに徹しなくてはなりません。そんな修行も半年も経てば、気が乗らない自分が、言われる前にさっと動いて気が利き、周りの状況に対して気が回り、少しずつ気が付くようになるのです。

「言われたことをすぐにやる」「いいわけはしない」に徹すると

さらに「言われたことをすぐにやる」「いいわけはしない」修行を続けていくと、個人差はあれど、気を遣うことができる。確かに気が進まない時もあったり、気が抜ける時もある。しかし禅の修行にはそんなことも織り込み済みで、ちゃんと気を休めたり、気を紛らわす時間も取られている。やる時は徹底してやり、休み時は徹底して休む。そうすれば気も晴れるのです。

よーし、私もようやく気を遣うことができるようになったと言って、禅の修行は終わりだと思ってはならない。さらに修行を重ねていかなくていくことで、何を言われても、心がさっと働き、どんな場合でも平常心でいられるようになる。そんな気にならない自分をつかむことができるのです。これが禅の境地です。

 

「言われたことをすぐにやる」「いいわけはしない」に徹すると

やる気が無い → 気が乗らない → 気が利く → 気が回る → 気が付く → 気を遣う → 時々気が進まない → 気が抜ける→ 気を休める → 気を紛らわす → 気も晴れる → 気にならない

どうでしょうどうでしょうかね。