ご案内
5月に入り、ロンドンの知人からオンラインで坐禅会が出来ないだろうかという提案をいただきました。
今日は以前も来てくださった方々ですが、8人ほど坐禅と法話を聞きにまた普門軒に来てくださいました。日頃は誰も来ない普門軒ですが、秋の本当に心地の良い時間に、みなさんがお寺にお越しになり、とてもいい時間を過ごせました。
昨日、令和元年秋期彼岸施餓鬼会法要も無事にお勤めすることができました。200年以上続くお寺の行事がこの令和の御代に入っても、なんとか続けられた事は、参列して下った檀家のみなさまのおかげです。
普門軒では、9月23日は令和元年秋期彼岸会施餓鬼法要のにとなります。ここ数年、一人でも多くの方に参列したいただきたい、いろいろな試みをしているのですが、なかなかうまくはいきません。今年は何人の方に来ていただけるでしょうか。
彼岸会法要のことを正式には「彼岸会施餓鬼法要」と言い、お彼岸の時期に行う施餓鬼法要という意味です。施餓鬼棚に飾られた山海の六味、山盛りの餓鬼飯、独特な節回しの『大施餓鬼』の唱和は、禅寺ではわりあい単調な普段の法要とはひと味違います。
このお彼岸の行事は日本だけに見られるものです。聖徳太子の頃より始まったともいわれています。