普門軒の禅のミカタ

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令和元年秋期彼岸施餓鬼会

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昨日、令和元年秋期彼岸施餓鬼会法要も無事にお勤めすることができました。200年以上続くお寺の行事がこの令和の御代に入っても、なんとか続けられた事は、参列して下った檀家のみなさまのおかげです。

どうしたら多くの人に参列していただけるのだろう

3割3割3割という実態

普門軒では春分の日と秋分の日と祝日の11時より行事を行っております。祝日という日に行事ができるという事はお寺にとっても本当にありがたいことです。

しかしながら、参列者してくださる方は同じ方が多く、なかなかお参りが広がないというのが正直なところです。毎年、彼岸会が近づくと今年は何人来ていただけるかなーと、いつまでこの行事を続けられるのかなーと思うのです。

以前テレビでお寺離れについての番組があったそうです。その番組では日本人の3割はお寺の行事、仏事を大切にされ、3割は都合が合えば、残りの3割はどうやっても関心がないというのです。私は普門軒に入寺するとき、師匠から「都合が合えば」という3割の人がお寺に足を向けてもらえるよう工夫し、努力するように言われました。

そのことをいつも頭に入れながらいろいろ考えているのですが、なかなかうまくいきません。少しでも行事に関心をもってもらえるため、行事のご案内をハガキから手紙にして、差し上げたり、工夫をしているのですが、まだまだその努力が足りないというところです。

私の代で、行事に終止符を打つことのないように、次の代の和尚のためにもなんとか続けていき、少しでも多くの方に参列していただけるように努力するぞ、今回も誓いを新たにしました。

ブログを読まれている方、何か良いアイデアがあれば教えてください。